Double circle

Double circle

心が痛いほど大好きと気づいたあの夏の日からの密かな記録。地元も同じで見た目の雰囲気も似てて共通点もたくさんあるその人はたとえ気持ちを伝えられなくてもずっとずっと特別。
心が痛いほど大好きと気づいた
あの夏の日からの密かな記録。

地元も同じで
見た目の雰囲気も似てて
共通点もたくさんあるその人は
たとえ気持ちを伝えられなくても
ずっとずっと特別。
小さくても今踏み出せる一歩を

小さくても今踏み出せる一歩を

どんなに真剣な気持ちでも
これを恋愛と呼んでいいのか
正直分からない、とさえ思う。


それでも、大好きな人への想いも
それ以外のことも、今の自分ができる
最大限の努力をしようと
それはいつも心がけてる。


どんなに制限がある毎日も、
じゃあ何かを達成するために
できることが一つもないのか
と言われると決してそうではない。


だから、目に見えないような
誰も気づかないような一歩でも、
自分ができることは
迷いなく勇気を出して
踏み出せる人でいたい。
心の中で計画中

心の中で計画中

なかなか自分の予定を
自由には入れられないから
すぐには行動はできないけど、

電車に乗ってなじみの駅まで行って
自分たちの地元を改めて
歩いてみようかなと思った。


去年、ちょっとした展示があって
できればその時にも行きたかったけど
家族関係の事情もあるから
そうそう自分の時間はなくて

行けずじまいになってしまったのが
今でも心残りで、

その展示は見られなくても
前からなじみの場所の空気を吸って
心の洗濯をしてこようかなと思う。



自分のこれまでの環境が

決まった行動以外はできない
というと多少の語弊が
あるかもしれないけど

複雑な家庭で自分の自由に
行きたい場所に行ったりも
近場も含めてなかなかできなくて

だから地元のことも
決まった場所しか知らないなと
思ってるところに更に

これからは地元のなじみのエリアを
もっと自分の心の居場所にしたいと
考えるようなきっかけがあって、

家族には全然言わないし
今はまだ心で計画中なだけでも

一応来週以降に数時間
思うままに一つの駅周辺を
歩いてみようかなと思ってる。


今の自分の生活に
自由は本当に限られてるし
何か思い立ったとしても
じゃあそれをしよう!と
実現できることは少ないけど、

それでも少しでも
叶えられそうなことは一つずつ
叶えていきたい。


自分にとってもルーツど真ん中の
大切な場所であり、
大好きな人が生まれ育った町でもある。


大きい共通点に感謝しながら
地元にもっと愛着を持ったり
詳しくなったり

心が帰れる場所をいつも
持っていられたらいいなと思う。
心で共に時を刻んで

心で共に時を刻んで

半分仕事のような用事で外出。


大好きな人の写真と
大好きな人との思い出の物を
大切に入れてるパスケースは
今日もポケットに入ってて、

落としてるはずはないのに
時々ポケットの上から
パスケースの存在を確かめてしまう。


一人になった空間でしか
そのパスケースの中身を
見るのはなかなか難しいけど、

そうやって大切に毎日
持ち歩いてるということ自体がもう
自分の心を励ましてる気がする。



テレビで偶然流れてきたドリカムは
結ばれなくても運命の人、って
歌ってたけど自分にはまだまだ
そう言い切れる強さは
持ち合わせてないなと思ってしまった。


毎時毎分毎秒
ただ大好きな人を切なく
想いながら自分の人生の中の
時を刻んでいく。


こんなに苦しいとさえ思うほど
大好きな人がいるのは
とても幸せなことでもあり、

告白するというのは現実的ではなく
告白されるというのもまた
きっとないと思えてしまう恋愛を
続けてるのは心がちぎられるような
気持ちになることでもある。

濃い青の窓の向こう

毎日の生活の中で
心を休められることはほとんどない。


そんな日々を刻みながら見た
帰りの電車の車窓の向こうは
とろっと濃い青が空から
降りてくるような夜の始まりで、

あぁ今日もこうして何も変わらず
同じ人を想って
誰に言えるわけでもなく
切なくなってるなと思った。


行き場のない想いが毎日
心にぐるぐると円を作り続ける。


めいっぱい前を向いて
生まれ変わったようにこの気持ちも
奇跡が起こるなんて信じて生きれば
何か変わるのかなあ。
日常の中にささやかな思い出を

日常の中にささやかな思い出を

本当はずっとずっとこの先も
思い出をたくさん重ねていきたいと
願ってるのはもちろんのこと。

それでも、心のどこかで
「思い出を作れるうちに
どんな小さくて何気ない日常でも
大切な思い出として残しておこう」
という気持ちがある気がする。


そうそう簡単に会ったり
直接話したりはできない中で
思い出を作ると言っても
そんなにすぐにあれこれ
できるわけではないけど、

自分らしく生きることが
ままならない鬱屈した日々を
こんなにも照らしてくれる存在が
あることを当たり前と思わずに

大事にしていきたい。
愛を繰り返す

愛を繰り返す

もしできることなら
心の思うままに大好きでいたい
といつも思う。

だけど、実際には
これ以上好きにならないようにしよう
と普段の行動の中の
大好きな人に関係する行動は
意識してセーブするようにしてる。


大好きな人は、自分に恋愛感情で
想われてることはきっと知らないし、
万が一気づいてたとしても
そこに進展なんて求めたらいけない。

それがまず前提としてある恋愛は
やっぱりそれだけでもすごく苦しい。


自分が直接的に大好きな人と
連絡とかで接点を持つ機会も
これは仕方ないと言い訳できる
理由がある時だけにしてるから、

いくら心で大好きと想い続けても
だからと言ってしつこく何かを
本人にするわけではないけど。


それでも、毎日の生活の中で
大好きな人への愛を繰り返してる
と思うことはたくさんある。


夜起きた時に
違う部屋で寝てる家族に気配を
感じられないように静かに

自分の部屋に飾ってる
大好きな人の写真を見て
心に元気をチャージする瞬間とか、

たまたまかもしれないことでも
大好きな人と仲良くなれそうな
前兆があるとすごく嬉しかったりとか、

空いた時間にふと
短い動画を見ては励まされるとか。


そして、自分はそんな
愛の繰り返しで今を何とか
生きてることもやっぱり
毎日実感してしまう。

相変わらず、大好きなバンドの歌を
限られた自由時間に聴きながら
涙を流すような毎日。

それでも、先に楽しみがあるから
頑張れる気がする。

誰にも言えなくても
心に支えがあるから
生きていける気がする。


甘いものを食べる時
大好きな人も好きなのを思い出して
一緒に食べたいなと思ったりして、
日常のあらゆる時間に
大好きな人がいるのを感じる。
心の奥行きが広くなった理由

心の奥行きが広くなった理由

好きなバンドも共通してる。

だから、好きなバンドの歌を聴くと
自動的に大好きな人のことを
思い出してしまう。

遠い町に行っても聴いてるかな?

夢を叶えるまでの葛藤を
歌った歌を好きって言ってたけど、
一つ大きな夢を叶えた今も
あの歌を聴いてるのかなあ。


これまでも好きで聴いてきた歌を
今改めて何回も聴き直す。


同じ歌を自分という同じ人が
聴いてるのに前とは違った解釈や
気持ちが浮かんできて、

大好きな人を大好きになったことで
心の奥行きが広くなったのを感じる。


人を好きになることの深さを
こんなに心痛く実感してる。
イントネーション

イントネーション

大好きな人の話し方に
地元イントネーションを感じると
すごくホッとする自分がいる。


離れた地域に行って
それも仕事場で話すとなると
標準語も使うと思うけど、

そういう場以外で
地元のイントネーションを感じる
話し方を聞くとつい嬉しくなる。


誠実でまっすぐできれいな心の持ち主。

そんな人と同じ町の人間と思うだけで
自分まで心がきれいになった気がする。


大好きな人が地元を離れてからも、
自分は大好きな人繋がりの人たちの
優しさや温かさに支えられて
毎日何とか命を繋いで頑張れてる。


大好きな人が自分にくれてるものは
計り知れない。