Double circle

心が痛いほど大好きと気づいたあの夏の日からの密かな記録。地元も同じで見た目の雰囲気も似てて共通点もたくさんあるその人はたとえ気持ちを伝えられなくてもずっとずっと特別。
心が痛いほど大好きと気づいた
あの夏の日からの密かな記録。

地元も同じで
見た目の雰囲気も似てて
共通点もたくさんあるその人は
たとえ気持ちを伝えられなくても
ずっとずっと特別。
あの日の自分と繋がってる

あの日の自分と繋がってる

かつての自分が時々行ってた場所に
昨日、すごく久しぶりに行った。

行った瞬間、本当に懐かしくて
当時の自分が毎日頑張ってたことを
改めて思い出した。


大好きな人と知り合う前のことって
自分にとってはもうかなり昔のような
気持ちになってしまう感覚があって、

その懐かしい場所もまるで昔の
ドラマとかを見るような気持ちで
見てしまってたけど、

あの頃毎日頑張ってたことは
大好きな人の職種にも深く関わることで
だからあの頃には戻れなくても
あの頃頑張ってた結果は意外な形で
今に繋がってると感じたかなあ。


家族という温もりを知らずに育って
ただ居場所が欲しい、
生涯を通して自分の心を安心して
置いておける場所が欲しいと
それを強く願いながら、

自分が頑張れることは全力で頑張る、
自分が人より少しでも得意かなと
思える何かがあればそれを磨こうと
ある意味一生懸命になりすぎる‥

今の自分よりも純粋の純度がすごく
高かったあの頃の自分を思い返して
ちょっと、心が痛くなってしまった。


今はあの頃よりも悟ってるというか
自分がいくら正しくても
家族の歪んだ関係性になんて
立ち向かったって仕方ないと分かってるし、

自分がどう振る舞ったって根本的に
家族の暴力的な行為が止むことは
きっとないと気づいてしまってる。


それは、自分が仮に特技を活かして
ちょっと生き場所を見つけたところで
これまでの心が回復するような
そんな単純なことではない、ってことで。


大人になったといえば
それはそうなのかもしれないけど、

懐かしい景色を久しぶりに見たことで
今の自分を客観的に見た気がする。


大好きな人と知り合ってなかったら
自分はどうなってたのかな。

きっと、もっと孤独で毎日がしんどくて
道しるべもない中を光を求めて
必死に傷だらけで生きてたと思う。


ただ、自分が相手を大好きなだけで
付き合えてもない、将来の約束もない、
そんな不安定な関係に心を委ねたり
寄りかからせるのは危ないって
自分でもよく分かってるけど‥、

それでも大好きな人がいてくれて
少しでも希望があるならそれを信じたいと
思えることが生きる支えになってるのには
本当に感謝しないといけないなって。


今、大好きな人が働いてる支社関係で
普段から良くしてくれてる人が
「〇〇にとって、遠く離れた地元から
支えてくれてるENAはすごい力や支えに
なってるはずだよ」と言ってくれたけど、

もし本当にそうやって力や支えに
なれてるなら嬉しいなと思うしそれを願う。



恋愛がどうこう以前に、とにかくまずは
今の状況を抜け出すのが最優先と
思ってる自分にとっては、大好きな人が

「この支社に来た時は本当に不安で、
上司や先輩と話すのも緊張したり
慣れなくて大変な思いをしたけど、

今は自分の予想以上に上司が
大事な仕事を任せてくれたりして
毎日、今日も頑張ろうって思えるし
仕事が楽しいって感じられる」

というような話をしてるのを
もちろん嬉しいとか良かったと思いながら

「その日一日を過ごすだけでも必死で
何とか生き抜いてる自分と
〇〇(大好きな人)は恋愛どうこう以前に
人として生きてる世界が違うのかな」

とものすごく考えてしまったりもするけど、

昨日久しぶりに懐かしい場所に行って
もうこれからはこんな複雑な気持ちではなく
昔のことも笑って振り返られるくらい
夢や目標を叶えて心も強い人に
なっていきたいと心底思った。

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