Double circle

心が痛いほど大好きと気づいたあの夏の日からの密かな記録。地元も同じで見た目の雰囲気も似てて共通点もたくさんあるその人はずっとずっと特別な人。少人数派の恋愛でも大きい壁があったとしてもそんな特別な人と家族になりたい。
心が痛いほど大好きと気づいた
あの夏の日からの密かな記録。

地元も同じで
見た目の雰囲気も似てて
共通点もたくさんあるその人は
ずっとずっと特別な人。

少人数派の恋愛でも
大きい壁があったとしても
そんな特別な人と家族になりたい。
2つの時間が重なり合う時

2つの時間が重なり合う時

子どもの頃に来たことがある場所に
家の用事で久しぶりに来てる。

その街に対して懐かしいという気持ち、
そして家のことでこれだけ色々と
ありながらよくここまで生き抜いたなと
いう気持ちがこみ上げてくる。


その街の案内で、大好きな人の名字と
同じ地名が何回も出てくることに
家族の前では平然としながら心の中で
めちゃくちゃニヤニヤしてしまう。笑


考えたら、前にここに来た時は
大好きな人のことも知らなかったし
ましてやその人と恋愛するなんて
想像もしてなかったな、とつくづく思う。


自分は、家のゴタゴタもあって
人を信じる気持ちがすごく薄くて
だから恋愛といってもあんまり
ピンとこなかったというか

こんなに心が通った人と人との繋がりを
持てるとさえ想像できなかったから、

家族の前では全くこういうことは
顔や態度には出せないけど心の中で
嬉しいなーと幸せに感じる。



前にここに来てから今日までの間に
家の中に起こったたくさんのこと。

家族の体の事情に関しては
家族も好きでそうなったんではないし
それに文句を言ったり責めたりは
できないと思うけど、

それ以外のことは
家族の身勝手やわがままがなければ
自分が苦しまなくて済んだこと。


生きるだけで精一杯という時期を
長く過ごして、やっとの思いでまた
ここに来れたというのが自分でも
本当にすごいというか、褒めたいというか‥

こうして生き延びたからには
幸せになるために生きないとなぁと思う。


まだ大好きな人と出会う前の自分が
来た場所に大人になった自分が今来てる。

2つの時間が交差するような不思議な
気持ちになってくる。


“せっかくそこまで頑張ってきたなら
絶対に幸せになることを諦めるな”

きっと当時の自分は言いそうな気がする。


本当に大切なもの、
本当に人生の中で重要なものは
掴み取らないといけないと
この街に久しぶりに来て改めて思う。

name
email
url
comment